【ジンジャエル】〜Son and Daughter〜それより僕が伝えたいのは〜
「私ジンジャエル!」
……
2018年12月31日のこと。
その日の深夜から明け方までテレビでやっていた映画を、僕は録画予約していた。
その大晦日の午前中、
小学5年生の息子と
幼稚園年長の長女と
僕の3人で、録画していた映画をリビングで観た。
娘は
「おもしろい!!これいつやってたの?ジンジャエル」
というので、僕は
「今でしょ!?」
とは答えなかった……。
「40年くらい前の映画だけど、パパが小さい頃よく見たよ」
と答えた。
ジンジャエルという名前ではないので、
娘に何回も名前を教えた。
しかし、何故だか分からないが、
【ジンジャエル】という。
(注意 : ジンジャーエールでもない)
この映画自体は40年程前の映画だ。
僕は小学生の頃、この映画がテレビで放送された際、VHSに録画した。
そして、ビデオがすり切れるほど何回も観て、台詞をほぼ全て覚えたくらいだ。
僕はその主人公を演じているジンジャエルが好きで、幼い頃からファンなのだ。
実は、僕がチャゲアスを好きになっていくキッカケになったのも、ジンジャエルの存在があったからでもあると言っても過言ではない。
「パパ〜!カラテおしえて〜!」
僕は空手は習ったことないが、それに近い格闘技を習っていたこともあるので、
「よし!わかった!」
と言い、しばらく娘と2人でジンジャエルごっこをした。
娘は、完全にジンジャエルにハマり、夜になっても、ジンジャエルごっこをした。
完全に僕の遺伝子を受け継いでいるなぁと思った。
息子は迷惑そうだった。
息子にその映画の感想を聞いたところ、
「ジンジャエル、面白くもつまらなくもなかった」
とのことであったが、息子はもともとジンジャエル的な映画や格闘技などには興味がない。
息子と娘よ……
それより僕が伝えたいのは、
「そもそも【ジンジャエル】ではない」
ということだ。
……
娘とのジンジャエルごっこは、寝る直前まで続いた。
そして、今現在もなお、
娘はジンジャエルが好きだ。
「私ジンジャエル!パパはドロボウね!」
その映画はジンジャエルの目の前にドロボウというか敵が現れ、武道で倒すというものであった。
娘の中では、ジンジャエルはヒーローだ。
僕の中でも、ジンジャエルは、幼い頃からヒーローだ。
僕は小学生のころ、テレビで始めてチャゲアスを見たとき、
【ジンジャエル】に似ていると思って、そこからチャゲアスに興味を持った。
……
そう、みなさんのお気づきのとおりだ。
ジンジャエルとは……
ジャッキーチェンだ!!ᕦ(ò_óˇ)ᕤ
息子と娘よ……
それよりパパが伝えたいのは、
「君たちのヒーローは僕でありたい」
と、いうことさ。
※ 観た映画は、
ジャッキーチェン主演の「酔拳」である。
息子は、ジャッキーやチャゲアスにあまり
興味がなく、マイペースな性格だ。
それでもって、今回の冬休みにポストに同級生の女の子から、ラブレター2通入っていたというモテ期だ。
娘は、5歳にしてカラオケで「しゃぼん」を
上手に歌い、ジャッキーにもハマるという、完全に僕の遺伝子を引き継いでいる。
もはや娘の名前を【ジンジャエル】と呼ぶ僕がいる。
(本日、娘の7歳の誕生日)