願いのリレー

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【せんぺいも王子様も蔑ろ】①

※ これは、フィクションとノンフィクションの合作です(与作ではありません)。

※ fellowsの日記に載せたものです。

 

 

 

 

 

僕は、地球生まれの地球人である。

ある晴れた金曜日の朝9時

イイ天気だ。

家中の窓を開けて 地球の風を部屋に入れた。

 

ひゃっほ〜!!
気持ちいぃ〜!!
地球に生まれて良かったぁ〜〜!!٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
(織田裕二のモノマネをする山本高広風)


まだまだ暑いが、こないだまでの猛暑のような暑さではない。


最近は、仕事に家庭にいろんなことに疲れていた。


窓から見える綺麗な青空を見上げ、


俺は元気!!
言い聞かせてみた。

 

 

ピンポーン!!


突然、インターホンが鳴った。
(インターホンは突然鳴らされるものである)


「はーい」


と、僕はやや明るめの声で返事をし、
玄関のドアの鍵を開け、ドアを開けた。

……


ドアを開けると、男性2人女性1人が立っていた。

その中の1人、
この中では1番若そうな30歳代後半位で、身長165センチメートルくらいのスラッとした
色白で肩までの黒髪のストレートヘアの
鮮やかな水色ワンピースを着た、帰国子女のような清楚な女性(説明が長いわ!!)が
ややハスキーなハキハキした声で、
真面目な顔して僕に喋りかけてきた。


『あのぉ、こちらに、せんぺいぺいピーポーさんはいらっしゃいますか? 』


「はい?」


『私どもは、インスタを拝見しておりました。あすかせんぺいの仮面を付けて投稿していましたよね?
あれ、罪になるんです』


「え!?け…けんぺい?」
僕は眉間にシワを寄せながら首を傾げ、知らないフリをした。


『ここに、せんぺいぺいピーポーさんがいるという情報を掴んで来ました』


「ぴ、…ピーポーくん、ですか?」


僕はまたとぼけた。

すると、その女性の隣にいる
身長160センチメートル位
黒縁メガネに上下グレー色のスーツ姿を着た
やや癖がありそうな
年齢60歳くらいで細身
(だから、説明が長いって!)
の男性が口を開いた。
多分この人が責任者っぽい。


『失礼しました。申し遅れました。
私どもは、ある団体から、
【せんぺいぺいピーポーさんを連れてこい!】
という依頼があり、ここを見つけ出して、訪ねてきました。
何故ここがわかったのかは今は言えません』


男は何処の方言かわからないが、喋りがなまっていた(なまっているくだりは、特にストーリーには影響しない)。
しかも、気になっていたのが、この人たちは自分の会社名や氏名等を名乗っていない。


僕が、それをこの人たちに聞いてみようとした瞬間、初めに喋りかけてきた女性の後ろにいた
顔も白いワイシャツも汗でビショビショの
人は良さそうな太った男が僕に焦った様子で喋りかけてきた。


『し、失礼しました!
実は、ある情報を掴み、ここには
【せんぺいぺいピーポー】さんともう1人、
【馬を下りた王子様】がいることまでわかりました。
しかし、どうやら、私どもの掴んでいた情報は確かなものではなかったようです』


「はぁ……」


僕は何がなんだかわからない様子を演じた。


太った男が
太っている人独特のこもった声で
僕に1枚の写真と、スマホで動画の一部を見せながら喋りかけてきた。


『ちなみになんですが、私どもが探している人物はこの者なんですけど……』


そこには、インスタに載っている
せんぺいを顔に付けていろいろやっている写真や
せんぺいを付けて宇宙人のマネをしている動画等だった……

 

「知らないですね。楽しそうですが、変な投稿ですね」

 

年齢60歳くらいの細身の責任者っぽい男性が
言った。
『そうですか。ありがとうございました。
朝から大変失礼しました』

すると、

『戻りましょう』

と責任者らしきその男が一緒に来ていた他の人たちに言い
他の人たちも僕に頭を下げて帰って行った。

僕は逃げるかのように直ぐにドアを閉め、鍵を閉めカーテンも閉めた。

車のエンジン音が家の前あたりで聞こえた。
ブォンブォンと、壊れとるんじゃないかと思うくらい、やたらとうるさかった。

 

載せ換えろよエンジンを
動かなくなるその前に

 


そのうるさいエンジン音は直ぐに遠ざかっていった……
まるで、僕の家に来たのも
車が壊れそうなのも、

 

運命です
寿命です
って、誰にも言わせないように。

 

し、しまった!
どんな車で来ているのかとか、ナンバーとかチェックするのを忘れてた!!

せめて車の種類だけでも確認しようと
ドアを開けて少し走って追いかけようとしたが、
もうそこには車もなかった。

 

逃げりゃ追いかけてくる 追いかけりゃ逃げてゆく
人生ってヤツは 愛らしい
(この場面に人生も愛もなかったが)

 

普段なら用心深い性格なので、車とか必ずと言っていいほど見るのだが、この時ばかりは、自分を隠すことで必死だった。

 

あと、僕に写真や動画を見せてきた太った男のスマホのカバーだが、
トランプのダイヤのエース模様だった。
さらに、その太った男は
汗で濡れた白いワイシャツの下に、
トランプのハートのキング模様のTシャツを着ていたのを思い出した。
どうでもいいことだが、変わった奴だと思った。

 

そして、
もうみなさんお気づきでしょう?
(誰に聞いとるんだ?)
何を隠そう!
前を隠そう!!
(隠してなかったのか!?)


僕がその【せんぺいぺいピーポー】
であり、【馬を下りた王子様】
でもある。


幸いなことに、訪ねて来た人たちは、
せんぺいぺいピーポーと
馬を下りた王子様
が、それぞれいるのだと思っていたことだ。
それは、間違った情報だ。

ただ、何故ここの場所がわかったのか疑問が残るが、まぁ、助かったので良かった。


あと、何故奴らにバレなかったかって!?


確かに、僕に見せてきた写真も動画も
間違いなく僕だった。

 

ただ、素顔の僕を向こう側が見たことないのと、万が一素顔の僕を知っていたとしても、
正体がバレないように玄関を開けたその瞬間から

 

 

ずっと僕は

 

 

顎を出しながら変顔して対応したからだ!!
(そんなのでバレなかったのは、相手もよっぽどおバカさんだね。それに自慢げに話すほどのことでもない)

 

 

しかしまぁ、


確かに最近、


【せんぺいぺいピーポー】
のインスタ投稿もしていないし、

【馬を下りた王子様】
として、はてなブログ

fellows日記も

蔑ろにしていたのは事実である。
(ないがしろの意味がイマイチわかっていないけどね)

 

それにしても一体、
なぜ僕を探していたのだろう。

訪ねて来た人たちは、その
ある団体と言われる団体から依頼され
《あの人は今》
的な感じで、どうなっているのか探していたのかもなぁ。
(んなわけあるか!有名人ではないし!)

 

罪になるとか言われたが、
何の罪になるのだろう……

 

 

♫せんぺいも 王子様も 蔑ろ〜

 

 

 


つづく……かも。